ETIC 主催 ソーシャルベンチャーコンペティション Style 2004 に参加しました

[STYLE 2004]style.bmp
今年で三回目のこのイベント、今年は日本財団のホールに場所を移し、300人以上の参加者で満員御礼でしたね。自分自身は昨年に続き二回目の参加。半数が学生のみなさんということもあり、夢いっぱいで意識を持って、しかも参加費3000円も払い、なおかつ事前申込書にいろいろな想いを書いて送るというハードルを超えて参加している、ということもあり、とても熱気溢れるものでした。

井上さんこといのっちはじめ、ETICのスタッフのみなさんのひたむきなプロに徹したイベント運営にも本当に感銘を受けました。お疲れ様でした。そしてありがとう。

普段ビジネスの世界に身をおいていると事業規模やビジネスプランの精緻さ、というところで、まだまだ、と思うこともあるかもしれませんが、でもそこは若さと可能性とそして純粋な Idealisim (理想主義)を感じる場所として、社会人としても大いに学びを受ける場所となりました。

Movementということで社会の、歴史の流れのひとつとしてみたときに「新しい働き方の提言」であったり、「社会起業として社会的な理想、自己実現、そして営利までも求める貪欲な働き方」を目指す、あこがれる、希求する、ということをみんなで模索しているんだなぁ、と思いました。

昼間から夜まで時間を一緒に過ごす中で体感した想いを今後日々の中でどう伝えていくかですよね。以下、ハイライトを箇条書きに。

■スタイル2002・2003コンペ部門ファイナリストによる報告
去年・一昨年に受賞した方からの「あれから。。。」の報告、ひとつのアクションからうまれた縁・勢いがいいプラスのスパイラルとなって、活き活きと活躍しているプレゼンテーターの表情がとても刺激的でした。

■コンペ部門・最終プレゼンテーション

  • ワクワクするような理想の「藁の家」を創る
  • 新鮮な野菜・果物ジュース販売と障害者への雇用機会提供
  • 質の高いコーチングを提供、更に視覚障害者コーチを育成、目標達成サポート
  • 島根(たたら)の研磨技術を世に広め、モノを大切にする文化を広める
  • モノトーンな入院生活を快適にするための生活用品の販売・配達サービス

このスタイルに参加する、というプロセスを通じて自分自身にチャレンジしている姿、一生懸命ぶりがとても印象的でした。行動に駆り立てている何かをそれぞれのプレゼンテーションから感じられて時に会場では涙腺が刺激される場面も少なくありませんでした。

■ソーシャルベンチャーフェア
既に起業されている3名の方の報告

食べ方など野菜と果物の魅力を伝える資格制度を創設し、食・農業の新市場を開拓