「芸人学生」(そのまんま東著)

「芸人学生」(そのまんま東)を立ち読みで一気に30分で読んでみた-。

これはけっこう売れる本になりそう、という予感。出版社も新潮社、
本格的な装丁、実話・実録のパーソナルトランスフォーメーション
(自分革命)のものがたりでした。もちろん書籍なので読者に
勇気を与えるために脚色も少しはあるかもしれないけれど、
スキャンダルで芸能界・メディアで叩かれてからの5年間のすざま
しい日々が記録されていました-。某元W大学教授などもきっと
読まれると思いますが、人生どんなときからでもやり直し、学ぶこと
が出来る、という力強いエッセイでした。

ふと思ったこと。やはり人は常に学びたいという欲求があるんだと思う。
そしてその際多くの人は具体的な目標を置くことによってモチベーション
を維持しようとするんだなぁ、と。

大学へ行く、資格を取る、弁護士になる、TOEIC何点取る、留学する、など。
ただ具体的な指標がない場合、また体系だった学問としてそのような「学び」
がない場合、やはり具体的な体系化が必要なのだろうか。その際は自分の
キーワードに合うような講演会・セミナーに出向くことによって自分と同じキー
ワードを持つ人で出会うことによって代替されるのかな。
英語学習にしてもやっぱり独習よりは会話教室にいったりすることで共に学ぶ
人からの刺激を得ることが大きなインセンティブになるのは明らかですしね。

学びながら社会のいろいろなことに対して「make sense」する感覚(点と点が
つながるような、膝を打つ、というような感覚)て大切だな、と思ったものです。

そんな意味でウェブサイトを通じて共に学ぶコミュニティの重要性というものが
今後ますます上がる、と再認識しました-。


早稲田の政経行政学を学ぶというそのまんま東さんから大いに刺激を受け
ました。ありがとう。また今年の春に大学を卒業した母の姿も重なってまた学
んでみたくなりました-。さて、何を学ぼうか。。。