モノ言う若者の会、参加してきました。

7月14日(土) 14:00@プレスセンター

働き方の問題(雇用・労働問題)”を指摘している同世代の3人によるパネルディスカッション
城繁幸さん(34歳)
(若者の働きかたの人事コンサルタント
『若者はなぜ3年で辞めるのか』(光文社)の著者
風間直樹さん(30歳)
(働きかたの問題の記者)
『雇用融解』(東洋経済新報社)の著者
宮島理さん(32歳)(フリーライター
就職氷河期世代が辛酸をなめ続ける』(洋泉社

知人が有志で企画したイベントに参加してきました。3連休初日、台風の最中にどんな方が参加するのかな、という興味もあったものの(笑)、とてもしっかりとした構成で、想い持っていろいろな活動をしている方と多く出会うことができ、有意義な午後でした。

■自己責任と社会のしくみの変化の狭間で・・・
ふと感じたのは「働き方」に関しては本当に多くの人にとって関心があるトピックで、製造業などで見られる請負派遣の実態に見られる問題点もあれば、就職氷河期に高校、大学を卒業したような方が感じる問題点もあり、一方でいわゆる「エリート」と呼ばれている人の間でも「work/life」バランスというようなテーマで切実に考えざるを得ない訳で、一人一人、個別のケースがあるんだろうなぁ、ということ。ある人からみれば「自己責任論」でばっさりと切ることはできるかもしれないけれど、一方で現状のしくみのなかで精一杯やりながらもどうしてもその負のスパイラルから脱することが出来ない人もいる、ということかも知れません。

個人的には少し前に梅田望夫さんのブログが書かれていたキャリア論のことを思い出し、改めて共感。好きなことを仕事にするための環境が今は以前に比べ格段に拡がっているわけで、ウェブが全てを解決するわけではないものの、キチンと情報を取捨選択し、好きなものを見つけ、たくましく自分でしかできないようなキャリアを創り上げていくことが想いと意思のある人にとっては可能になっていると思う。楽じゃないけどね。いい仲間に囲まれて、お世話になった人を大切に、一日一日、やっていくしかないですね。では、よい連休を♪