Value System

世界青年の船に参加する各国の青年代表者との5日間にわたる会議が開催された。
参加国は本当に多様性にとんだユニークな人の集まりでした‐。今後2ヶ月強の
準備期間、そして43日間の航海を共ににリーダーシップを発揮する仲間、という
ことでとても密度の濃い議論・交流の時間でした‐。

一番大きく印象に残っているのはいろいろな人が持っている価値観の違い。英語では
value systemということばが自分では最近気に入っている。人が発言・行動する
際には必ずその原理となるものがその背景があって、「なぜこの人はこんなことを
いったりやったりするんだろう?」ていう時はその背景となるvalue systemに
さかのぼって考えることによって「あっそっか!」ということがよくありました‐。

ちょうど先週はムスリム信者の人にとってのラマダン(断食)の時期に入っていて、
日の出から日没まで一切食事も飲み物も口にしてはいけないこと、そして食事の際
には豚肉は絶対に食べていけないこと(材料に使われていたり、豚肉を調理した
食器で作られたものもダメ!)も実際に眼にしてみてなるほど、と思いました‐。

振り返ってみると日本人にとってのvalue systemってそんなに明確なものはない
もののあえて言うならば「恥」の文化とか、「調和」とかがあげられるのかな?

外を見て我が身を振り返ることも実際多いのが国際交流の醍醐味ですね‐。

これから少しずつそんなことも書いていこうと想います。

今日は思いがけずみたワールドカップ女子バレー日本対韓国戦に久しぶりに興奮
してしまいました。