1月13日は「ソーシャルキャピタルの日」とニューヨーク市長が宣言

socialcapitalist2005ニューヨーク市長マイケル・ブルーンバーグ氏が1月13日を「ソーシャルキャピタリストの日」にしようと宣言。
(情報元:FastCompany Now blog)

以前にも紹介したFastCompanyとMonitor Company主催による、活躍する社会起業家を表彰する「ソーシャル・
キャピタリスト・アワード」の受賞式が先日ニューヨークで行われ、そこで紹介されたブルーンバーグ市長の談話が紹介されていたので以下、簡単に翻訳してみました。

「(中略)ニューヨークは常に変革と効率的なビジネスモデルの価値を見出すのに敏感であった。社会問題を解決するのにビジネスという手段を用いていこうとする企業やNPOによって起こっている社会起業家精神というムーブメントがあり、その驚くべき発展に注目し、認識することは喜ぶべきことである。このトレンドをいち早く見出したビジネスプロフェッショナルたちはIPOに代表されるような価値や利益という伝統的なコンセプトを避け、これらの企業は街の貧しい地域の若者を学校に行かせるようなプロジェクトであったり、ケニヤの農民の経済的自立を実現させるようなプロジェクトに力を注いできた。

今月、25団体の選ばれたNPO及び企業が、革新的なビジネス雑誌であるFastCompanyにより「ソーシャル・キャピタリスト・アワード」を受賞いたします。それぞれの受賞団体、そのうち5団体はニューヨークに拠点を置いていますが、はアメリカのビジネスに対するわれわれの信念を新しいものとしてくれます。これら草分け的な起業家たちは、われわれに成功とはお金によってのみ定義されるものでない、ということを思い起こさせてくれます。

私、ニューヨーク市長マイケル・R・ブルーンバーグは、この重要なイベントの価値を認め、ここに、ニューヨーク市における2005年1月13日を「ソーシャル・キャピタルの日」であると高らかに宣言いたします。

このFastCompny主催の「ソーシャル・キャピタリスト・アワード」に関して、2004年10月に実施されたETIC主催 ソーシャルベンチャー向けビジネスプランコンテスト「STYLE 2004」で販売された「オフィシャルガイドブック「STYLE - Social Venture Movement」に文章を寄稿させていただいたので、ウェブにアップしておきました。興味ある方は覗いてみてください。

米ビジネス雑誌「ファストカンパニー」が選ぶ ソーシャルキャピタリスト(2004年10月)