「情報共有という組織原理」〓MLの限界、ブログの可能性

『スピードとパワーの源泉「情報共有」という組織原理』という梅田望夫さんの記事を「Foresight」で読んだ。月に一回、必ず何か新しい発見や刺激を得ることができる雑誌。
そこで書かれていたのは社員10人の「はてな」という会社の社員がいかに情報交換をブログを効果的に利用することで実現しているかということ、また不必要なメールのやり取りが非常に減っていること、そして何よりこれらの情報の共有により意思決定等が格段に早くなっていることでした。

「モチベーションの高いメンバーだけで構成される小さな組織で、すべての情報が共有されると、ものすごいスピードで物事が進み、それが大きなパワーを生む」(文中より)

梅田さん絶賛のはてな社長近藤淳也氏インタビューを始めて今週号の日経アソシエで眼にした。渋滞の首都高速(古い組織)の中を、マウンテンバイクに乗って颯爽と駆け抜けているはてなの印象を一目見て感じてしまいました。この組織原理としての情報共有のしかたの違い、ということがもたらすとてつもない大きな変化を感じます。

"Never doubt that a small group of thoughtful, committed people can change the world. Indeed, it is the only thing that ever has." -- Margaret Mead

こんな引用文もますます現実味を持って感じられるような気がしています。

タイトルに書いたMLの限界は日々いろいろなところで感じていますがこちらはまた改めて。