ダボス、TED、STYLE、ソシアレ・サロン

socialcompany2007-02-04

前にも書いたことがあるけれど、欧米のカンファレンス文化は時に羨ましく感じられるほどユニークな場を提供している。カンファレンスとは業界団体やあるテーマに関しての1日〜3日くらいの会議、ブース出展やプレゼンテーションがあり、そこで業界の最先端のデモをみたり、講演を聴いたり、名刺交換をする機会。もちろん業界主催の会議であればあくまでビジネス目的なので、スーツを着て、個人としてというよりも会社の代表としてのコミュニケーションが中心。とはいえ先日スイスで行われたワールドエコノミックフォーラム(ダボス会議)や、毎年アメリカのモントレーで開催されるTED(今年は3月7日〜10日)などは業界を超えて、社会的なテーマについて、議論をする場所。

最近ではカンファレンスの中の多くのプレゼンテーションがオンライン動画で見ることができるのでその臨場感がとてもよく伝わってきます。

CBSニュースでのTEDの紹介

ジェフ・ハン氏のマルチ・タッチ・インターフェイス(映画マイノリティ・レポートの中に出てきたようなスクリーン上で自由自在に画面を操作することができる技術)の初のお披露目も昨年のTEDで行われ、1000人を超える観客から大きな歓声で受け止められ、話題になった技術(とにかくすごいです)。


モチベーショナル・コーチで有名なアンソニー・ロビンズ氏 も昨年のTEDに参加してました。他の昨年のプレゼンターにはアル・ゴアピーター・ガブリエルビル・ジョイなど、11歳の天才バイオリニストも含まれています。

欧米では多くあるこのような機会、同じようなスケールで、しかもカジュアルでアップビートな雰囲気で行われているものは、まだ日本では多くはないものの、最近ではいろいろなココロミがあるようです。

今週末開催されるETIC主催「STYLE」〜社会起業事業プランコンテスト〜もそんな場所として非常に楽しみです。まだ一般申込みもぎりぎり間に合うようなのでご興味のある方はこちらからぜひ。2月10日(土)開催です。

先日はソシアレ・サロンということでこのブログやメルマガで書いていることに緩やかに興味を持っている方で5人ほど、集いをしました。とても新鮮で楽しい機会でした。来てくれた方、ありがとうございます。やっぱり定期的にこういう場所があることも少しは意義があるのでは、と思ってます。次回は3月2日(金)、またやりますね。

ではでは。(週末はそれぞれ11キロ、10キロ、走りました。東京マラソンまであと2週間!)