NHK「ハゲタカ」最終回
全6回のNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」、今夜ついに最終回でしたね。
第1回目からずっと注目して見てきて、心に響くコトバがとても多い、そしてドラマの中に志を強く感じる、素晴らしいドラマでした。ドラマが扱っているのは企業買収という、最近のメディアに登場しない日はないくらいの旬なもの。でもその全体像を捕らえるのはとてもムズカシイテーマです。このドラマをきっかけに、企業買収、企業価値、そして広く一般にファイナンシャル・リタラシーというような金融・経済に関しての基礎知識をまとめて身につけなきゃ、と猛烈に思わせてくれるドラマでした。
自分自身がつい最近までNPO、NGO、パブリックセクター、社会起業家的な考えなど、明らかに経済の論理が後回しにされそうな業界に興味を持っていたり、関わっていたこともあるだけに、そんな仲間にはぜひ見て欲しいなぁ、と思える内容でした。
「道徳なき経済は犯罪である。経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)
当たり前のことなんですけれどね。常に意識しなければ、と最近思うことが多いコトバです。
なかなかまだ消化できてないくらい強烈なインパクトのドラマです。多分今年はドラマに負けないくらいの実際の企業買収、経済ドラマが生まれそうで、続編はそちらで注視してきたいと思ってます。生活者として、会社員としてこの流れの当事者として関わることも当然数多くあると思うものの、そんなときこそ、本質を見る目であったり、見えないものを見えるような力をつけなきゃ、と思う次第です。
さて、ブログも久しぶりに復活しようと思います。またよろしくお願いします。