『「伝説の社員」になれ!』本日発売。 継続する力のなせる技
以前から購読しているメルマガ「ビジネスブックマラソン」の編集長土井英司氏の書籍、『「伝説の社員」になれ!〜成功する5%になる秘密とセオリー』が本日発売。先日メルマガ1000号配信のお知らせと共に案内が流れていたこともあり、たまたま昼休みに立ち寄った書店にて平積みされている本に出会い、購入。とても読みやすく、帰りの電車、そしてそのまま喫茶店に立ち寄り先ほど読了。そしてついブログに書きたくなる内容・・・さすがですね。
- 作者: 土井英司
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
メルマガの読者の数が1万7000人、そして今まで一日も欠かさず継続して書き溜めたメルマガが1000通、そして著者によると今までに読んだ本の数が1万冊。ご自身が出版プロデューサーとして活躍しているということもあり、どんなしかけで今回出版されるのか、素人としてとても興味を持っていたのですが、プロのしごとだなぁ、と思いながら楽しんで読ませていただきました。正味1時間弱で読むことができ、とてもお手軽なのですが、ご自身の体験談などもちりばめられていて、ポイントポイントがとても分かりやすく、アイディアのヒントがいくつかちりばめられています。
ここ最近いわゆるビジネス本が活況を呈しているように思えるけれど、土井さんのこの業界で果たした役割は大きいのかなぁ、と。ブログというツールによって多くの人が表現者となり、出版のハードルが低くなっていること、それからもう少し踏み込むならビジネス本が広く読まれるようになったことで、起業であったり、社会起業家的な新しい働き方だったり、というような多様な価値観がうまれてきているんだと思います。
アメリカで起業文化があれだけ根付いていることと、アメリカでのいわゆるビジネス本、自己啓発本、いあわゆるセルフヘルプ本との相関関係って、きっとありますよね。じわりじわりだけれど、起業文化を下支えするようなセルフヘルプ文化が土井さんのようなビジネス本の伝道師によって広がっているような気がします(この辺議論の分かれるところかも知れませんが・・・)。
とにかく、ふっと清涼剤のようにアイディアのインスピレーションを欲している人、それから20代、30代で自分のキャリア上のニッチ・居場所を見つけようと考えている人にとってはオススメの本だと思います。ぜひご一読を♪
そうそう、今回の本を読んで思い出したのが以前に読んだ「Love is Killer App」(Tim Sanders)。なぜか邦題が「デキる人の法則」ですこしずっこけてしまいますが、米国Yahooのエバンジェリスト的なお仕事をかつてしていた方です。定期的なアイディアのエッセンスを得る方法としての「ビジネス本」、そしてそこで得た情報やヒントを周囲の人と共有することを勧めている本です。
Love Is the Killer App: How to Win Business and Influence Friends
- 作者: Tim Sanders
- 出版社/メーカー: Crown Business
- 発売日: 2003/07/22
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: ティムサンダース,Tim Sanders,有賀傑,若林暁子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/12/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る