ディヴィッド・ハルバースタム氏の事故死 合掌

梅田さんブログで思いがけずディヴィッド・ハルバースタム氏の交通事故死を知りました。
学生時代に外交史の授業で読んだ「ベスト&ブライテスト」(サイマル出版)が懐かしく思い出されます。ケネディ政権に集められたきら星の優秀なスタッフがいながら、いかにベトナム戦争の泥沼にはまっていったか、を描いた本です。

マーキュリーニュースによると、UCバークレーのジャーナリズムスクールでの講演を終えた翌日、別の場所にインタビューに出かける途中に大学院生の運転していた車の助手席に乗っていて交通事故に巻き込まれたとのこと・・。73歳でした。

ロシア元大統領のエリツィン氏も亡くなったり、冷戦時代を象徴するような方々がまたこの世を後にされるのを見るにつけ、時代の移り変わりを感じますね。Foreign Affairsなんかを好き好んで読んでいたあの時の興味と、ビジネス本、経済ニュース、社会起業というようなトピックに興味を持っている現在とで、自分の興味の何が変わり、何が変わってないのか、一瞬「ふっ」と考えさせられる瞬間でした。