日経ビジネス オンライン(NBonline)1周年記念セミナー

日経ビジネスオンラインの1周年を記念したセミナーがあり、抽選に応募したところ当選したので、少し不謹慎ですが本日は朝9時半から終日どっぷりいろいろな方の話を聞いてきました。

宗文洲さんが語る『常識から逃げてみませんか?』のセッションはは本当にニコニコしながらお話される様子がとても印象的で、人に元気を与え、人と違うことをやることを応援するメッセージが新鮮でした。

ワタミの渡邉美樹社長の『経営力で社会を変える』のセッションでは、彼が取り組んでいるカンボジアの学校、孤児院作りのプロジェクト、それから教育再生の現場の話としていかに彼が理事長を勤める郁文館中学校・高校の改革を行ったかの話。非常に迫力のある話でした。驚いたのは彼が取り組んでいるNPOスクール・エイド・ジャパンの活動で、既に現在72の学校がカンボジアに創られ・運営がされ、現在更に20校を年内目処に建設中とのこと。とにかく想いを形にしていっている姿は本当に力強いものでした。

午後は「グローバル」というトピックの中で新興市場について、またファンド資本主義に関してのパネルディスカッション、そしてグローバルな株式市場についての講演と・・・最後には頭がついていかないくらい密度の濃いセッション。中でも「ファンド資本主義時代を生き抜く」のセッションはヘッジファンドと買収ファンドとの違い、事業会社による買収とファンドによる買収の違いなど、とても説得力があり、かつ分かりやすい議論でした。とにかくファンドは今後当面存在感を増すことは間違いなく、ファンドとどう付き合っていくか、ということがより現実的に問われる時代がもう来ているようですね。

夜のレセプションはNBオンライン執筆の方々がそろって参加、とても贅沢なイベントでした。改めてオンラインのメディアの力、影響力を感じるきっかけになりました。もう少しちゃんと、ブログ書かなきゃ、とたくさんアドレナリンをもらう一日でした。