今年で5年目を迎えるソーシャル・キャピタリスト・アワード発表(FastCompany誌より)

socialcompany2007-12-10



おなじみFastCompanyが毎年新年号で特集しているソーシャルキャピタリストアワードが先週発表になりました。今年は今まで継続して受賞している団体に加え、新しい団体も含め、45団体が選出されています。アメリカのビジネス雑誌Fastcompanyと戦略コンサルティングファームモニターグループが合同で行っているこの表彰は、その選出の基準などに明確な基準を設け、過去五年間において、いまや日本でも有名になっている数多くの団体にスポットライトを当ててきた賞です。例えばルーム・トゥー・リード、ティーチ・フォー・アメリカなどは常連で、今年はついにNYのホームレス支援ハウジングNPOコモングラウンドも初めて選出されました。

45団体を何とか分かりやすく、エッセンスをまとめてウェブ上に近くまとめてみようと思ってます。今回の発表に際して寄せられたエッセイの中に、ここ最近のソーシャル・キャピタルベンチャーフィランソロフィーの動向がとてもよくまとめられていますが、その中でも述べられているように、今後社会起業家的な団体がより増えていく中で、ベンチャー企業が今まで享受していたようなベンチャーキャピタルとしての資金、コンサルティングサービス、リサーチや格付けサービス、メディア、そして最終的には株式市場のようなものが生まれるだろうというようなことも書かれています。ここ数年で実現することではないものの、それに近いことがきっと起こるだろう、という想いは今回の特集記事を読んで感じるところです。

詳細は追ってupdateしますね。